FC2ブログ


更新が遅れようとも主は謝らない

更新遅れてすみませんッしたーッ!!!

・・・・・・はい、すみません。
へ?タイトルが何?何だって?
俺にはそんなモンこれっぽちも見えねえぜ!

今回は主に更新が遅れたお詫びですねー。だから、もう用事は半分は済んでます。
だから後半はダラケてもいいよね?

・・・・・・ダメ?

・・・・・・オッケー・・・・・・。

「詰みかけのゲームみたいな世界に迷い込んで」の表記を「詰みゲー!」にしてみました。表記だけです。名前はそのまま。なげえんだよタイトル。

えーっと・・・・・・「女神テミスの天秤」ですが、しばらくは毎日更新してたんですよ(まあ大体ね、大体)。
そしてッ、私はこのやり方をしてて思いついたのですよッ!

他の作品でも同じやり方をしようじゃないか、とね!

ワケわかんないっスよね。自覚はしてます。まあ、少しおつきあいを。

私は現在、なぜか計6作もの連載中を動かしてるわけですが、日にこれっぽちしか文章がひねり出せない私に全作定期更新を続けろ、とか無理ゲーなワケ。
ここまでオーケー?

で、「魔女」と「詰みゲー」はまあ、毎日書くとして、他は
「まあ、空いた時間に書きゃあいいんじゃね?」
みたいな感じで更新してたわけです。ローテーションで。

その結果、全然手つかずの奴がゴロゴロ。

これではいけない!
もう一度言おう!これではいけない!

というワケで、「ローテーションでほぼ毎日更新するよ計画」をおっぱじめます!

つまりは、ほぼ毎日三作品を更新するって話。

新年度で忙しくなるけど!

多分今までよりも更新速度が遅くなるけども!

でもでも!

ほぼ毎日更新だから!

ほぼだから!

オーケー!?



ではでは、レディース&ジェントルメン!
よい年度を!
スポンサーサイト



北の海の魔女 66.0

†††66.0

「あれが噂に聞くアヴィンの関所か・・・・・・」
将軍が右隣の将軍補佐官に声をかけた。将軍らしく厳めしい鎧に身を包んでいる。
「噂通りなら相当に攻めづらそうですが、どうするのですか?」
将軍は豊かなあごひげを撫でた。
「まあ、まだ何とも言えんな。ここでは遠すぎる。しかし・・・・・・」
途中で将軍は言いよどむ。
「しかし、なんです?」
「うむ・・・・・・。ここまで敵兵を全く見ていない。偵察の者すら、だ。何というか・・・・・・気味が悪くてな」
「なるほど・・・・・・。あなたはどう思いますか、グルップリー」
補佐官は将軍の左隣、馬に乗り、緑色の帽子、緑色のローブに身を包んだ男に声をかけた。

†††

女神テミスの天秤 11-6

†††11-6

「お早うございます」
クチナシが大きな声で挨拶しながら「みつばち屋」へ入る。それに続いて渡もどこかおどおどと入っていった。
「お、時瀬じゃねえか!」
入るなり大柄な男に自分の名前を大声で呼ばれて渡はどきっとした。
驚きのあまり声を詰まらせてしまった渡の代わりにクチナシが前に進み出た。
「社長、聞いて下さい。こいつバイトをサボったんじゃないみたいなんです」
「何ィ?どういうことだよ」
そこで渡はおずおずと社長の前に出た。
「すみません。記憶・・・・・・失くしちゃいました」

†††

詰みゲー! 2-18

†††2-18

「両方に加わると?国軍とレジスタンスに?」
「はい」
うーん、とレインは思案顔で歩きだした。
レインがうろうろと歩き回って何やら考えている間にちら、とミリアに目をやった。
ほとんど無意識でどうして目をやったのかはわからない。
ただ、そのときのミリアは下唇をかんで悔しそう、というよりも何かもっと不快なものを感じているようだった。

ほどなくしてレインはぴたっと止まり、
「ま、いっか」
と言って俺を指さした。
「汝、サッキー・ジョンを我らが国軍に加える!」
「う、うええぇぇ・・・・・・?は、はい、わかりました・・・・・・」
いきなり厳めしく言われても気分乗らないし、名前間違えてるし。
俺の返事が「うえー?」だったのも無理はないだろ?

「あ、あとでハンコ押してね」

†††

詰みかけのゲームみたいな世界に迷い込んで 2-17

†††2-17

「「<え?>」」
俺とミリア、ついでにキティもぽかんと口を開けた。
「ちょっ、ちょっと待ってください。レイン様」
「なんですか、ワッフルワイン?」
「彼はすでに我らのレジスタンスに入団が決定しています」
「ほう、ならば退団すればいいではないですか」
その言葉にミリアは絶句した。そのミリアの横顔を見て、俺はなんとなく何かを言いたくなった。
「あの、レイン・・・・・・様?」
「なんですか、サッキーさん?」
「坂井です。俺は入団を取り消すつもりはありません」
「ですがあなたを喚んだのは元はと言えば我々なのです。だから我ら国軍側に加わるのが筋だと思うのですが?」
「確かにそうです。ですが、俺をこの都まで連れてきてくれたのはミリアです。なら、レジスタンスにも同等の権利があるはずでは?」
「なるほど。一理ありますね」
レインは無表情のままでうなずく。すかさず俺は提案した。
「両方に加わるのはどうでしょう?」

†††

女神テミスの天秤 11-4,11-5

†††11-4

静は大学への支度を終え、玄関のドアを開け、鍵をかけた。
持ち物は鞄一つ。薄く化粧をし、自慢の黒の長髪もきちんと整えてある。
ふわふわと長髪をなびかせて静がアパートを出ようとしたとき、背後でがちゃり、と音がした。
ふと振り返ってみると、男が二人、部屋から出てきた。
その一人は渡だった。

†††11-5

「・・・・・・」
「・・・・・・」
渡と静は一言も話さなかった。
静は、渡の隣で気まずそうにしているクチナシに一瞥すると、そのまま踵を返してアパートの階段を下りていった。
古い錆びた鉄の階段が耳障りな音を立てている間、渡は微動だにしなかった。

「・・・・・・行こうか」
しばらくして渡は呆然と立ち尽くしていたクチナシに声をかけた。
「・・・・・・ああ。社長が待ってる」
クチナシは渡の肩をぽんぽんと二回たたいた。

†††

詰みかけのゲームみたいな世界に迷い込んで 2-16

†††2-16

「迎えに来たわよー・・・・・・ってこれは何!?」
ミリアはやる気のない声で『扉』をくぐるやいなやこの状況に驚いた声を出した。
なにせ無言の重装兵の団体に囲まれて俺と白い天使が話し込んでいるのだ。叫びたくもなるだろう。
「あら、ワッフルワイン」
「あ!えーと、ジャベリン様?」
とミリアはレインを見て、ひざまずき、名前を聞いた。・・・・・・レインがミリアにどんな自己紹介をしたのか大体察しがついた。
「・・・・・・私ジャベリンでしたっけ?」
「・・・・・・俺に聞くな!」
「・・・・・・とりあえずはレインでかまいません」
「わ、わかりました」
ミリアがあまりにも低姿勢なので俺もするするとミリアの横に同じくひざまずいた。そしてついでにミリアにこそこそと話しかけた。
「・・・・・・こいつ偉いの?」
「めっちゃ偉いわ」
「どのくらい?」
「多分この国で最強の人間よ」
「え?」
その言葉に俺は思わずミリアの横顔を見た。相も変わらず端正な顔立ちはいつもと違って真剣な表情だった。

「・・・・・・わかった?大魔術師って偉いでしょ」
レインはいつの間にか俺の隣で話を聞いていたらしい。
「・・・・・・めっちゃ偉いってことはわかりました」
「よろしい」
レインは立ち上がり、ひざまずく俺たちの前に立って言った。
「ワッフルワイン。彼は我ら、国王の正規軍に加えます。よろしいですね?」

†††

女神テミスの天秤 11-3

†††11-3

「・・・・・・おはよう」
翌朝、静は誰もいない部屋の中で一人、いつものように引いてある部屋を横断するカーテンに向けてそうつぶやいた。
そして頭の中の嫌なものでも振り払うように、頭を振り、朝食を作ろうと起きあがった。
ベッドから足を床に下ろし、居間を横断してキッチン兼玄関廊下のドアのノブに手をかける。

なんとなく、なんとなくだが、静は初めて渡と出会った日のことを思い出した。
静がこのドアを開けると渡が床に寝転がってテレビのバラエティを見ていたのだ。
なんというシチュエーションだろう。今思い出しても腹が立つ。

だが、もう腹を立てるべき相手はいないのだ。
そのことを思い出して静は拳を強く握りしめた。

†††

北の海の魔女 65.0

†††65.0

そして時は戻り、現在。
アヴィンの関所。
二人は城壁の上にて西の国が進行してきている平野を見下ろしている。

「作戦に変更はないね?」
「うん。ないよ」
少年はホルトゥンの問いかけにうなずいた。
「ふーっ。じゃあ、いっちょ、がんばろうか!」
ホルトゥンが思いっきり伸びをして、気合いのかけ声を入れる。
そんなホルトゥンを少年はじいっとみつめた。
「どうしたんだい?」
少年の様子が少し変なことに気づいてホルトゥンは少年を見つめ返す。
「・・・・・・き、緊張してないの?」
その言葉を聞いてホルトゥンは興味深そうに目を見開いた。
「へえ・・・・・・」
「な、なんだよ」
そんなホルトゥンの視線が気味悪くて少年はすこし仰け反った。
「いやいや、君からそんな言葉が出るとはね」
「え?」
ホルトゥンがおかしそうに口を歪めるのを見て少年はぽかん、と口を開いた。
「アウルの奴から聞いてるよ。君は盗賊にも一切臆さなかったそうじゃないか。その君が今緊張してるのかい?」
くくく、とホルトゥンがなおも笑い続けているのを見て少年はいささか腹が立った。
「あー、はいはい。わかったよ。で、緊張してるの?してないの?」
ホルトゥンはにやけ顔のままで手のひらをひらひらさせた。
「してるよ。当たり前だろ」
少年はそんなホルトゥンの顔を見、ふと視線を下へ反らした。
「・・・・・・もう一つ、いいかな」
「言ってみなよ」
少年はゆっくりと顔を上げホルトゥンと目を合わせる。ホルトゥンも少年の目をしっかりと見据えた。
「・・・・・・君はこの作戦うまくいくと思う?」
ホルトゥンはしばらく少年を見つめ、表情を崩し、笑顔を作った。
「僕はこれ以上の作戦は無いと思ってるよ」

†††

お知らせだァッ!!

どーも、ジャバウォッキーです。

テミスを更新しました。ちょっとだけ、ですけど。
数日間だけ更新していく、あるいは一日おき、とかで更新するつもりです。

ちょっとだけ書きためができたからやってみただけなので長続きしないとおもっていてください。

・・・・・・花粉が、とんでますね。
花粉症の私としてはとってもつらいです。
みなさんの中にも花粉症に悩んでる方がいらっしゃるのではないですか?
私は鼻から大量のアレが出てきてティッシュの残機が一気にもっていかれてしまうタイプのヤツです。

でも春は好きです。

ではまた!!