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北の海の魔女 51 .0

†††51.0

「本当に大丈夫かしら・・・・・・」
一人残された少女は少し泣きそうになりながら魔女が戻るのを魔法陣の上で待っていました。
しばらくして魔女が戻りました。
「・・・・・・これでよし、と。さあ、始めようかね」
材料をいくつか持って楽しそうな声で言いました。
「これから何をするつもりなんですか?」
「何でもないよ。ちょっとした実験さね」
魔女はこちらを見ずに何か薬品をいじりながら言いました。
「このまほ・・・・・・図形は何ですか?」
少女はうっかり魔法陣と言いかけてあわてて言い直しました。
「そいつはね・・・・・・お守りだよ。そこから出るんじゃないよ」
どうやら言い間違えそうになったことには気づかなかったようです。それよりもお守りと言うまでの間が気になりました。

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