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詰みかけのゲームみたいな世界に迷い込んで 2-14

†††2-14

「お前誰?」
俺が目の前の天使を指さしてそう言うと、
「私の名前のことですか?」
天使はそう聞き返した。
「そう」
きょとんと目を丸くした白い髪の少女の問いかけに俺はうなずいた。
「こほん。・・・・・・私はレイン・フィーラ・エストラルト・ジャベリン・イーラ・・・・・・・」
「ごめん。長くて覚えられない」
「私もです。途中から間違ってます」
「お前は覚えとけよ!」
「レイン・エストラルト。これは合ってたと思います。この国の大魔術師です」
「合ってたのそれだけなんだ・・・・・・」
「・・・・・・この国の大魔術師です」
「・・・・・・そこスルーしたの怒ってる?」
「少々。で、あなたは?」
「俺は坂井翔太だ」
「サッキー・ジョンですね。わかりました」
「なんで『サッキー・ジョン』を知ってるんだ!?」
「ジョンさんにはまず属性の適性検査を受けてもらいます」
「・・・・・・人の名前を間違って覚えてんじゃねーよ」
「いいですね、サッキーさん?」
「・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・はあ。もうジョンでいいかな・・・・・・」
「・・・・・・坂井翔太さん?」
「やっぱわざとか!?わざとなのか!?」
「属性・・・・・・、わかってます?」
「・・・・・・属性?」
名前の下りに夢中で気づかなかったが俺は属性の検査を受けるようだ。
「ままま。検査の前に軽く属性とか魔術についてレクチャーしておきましょうか」

†††
今日のおまけコーナー!

<ミリアー、その魚ちょーだーい!>
「しょうがないわねえ、キティは」
<ふぐふぐ・・・・・・。ありがとうミリア!そしてお魚さん!>
「えらいわねえ、キティ」
<ミリア、なんか忘れてない?>
「え?・・・・・・ああ!」
<思い出した?>
「本部から出るときに受付に置いてあるお菓子をもらうのを忘れてたわ」
<なんだってェ!そいつは聞き捨てならねェなァ!>
 
†††
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