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詰みかけのゲームみたいな世界に迷い込んで 2-17

†††2-17

「「<え?>」」
俺とミリア、ついでにキティもぽかんと口を開けた。
「ちょっ、ちょっと待ってください。レイン様」
「なんですか、ワッフルワイン?」
「彼はすでに我らのレジスタンスに入団が決定しています」
「ほう、ならば退団すればいいではないですか」
その言葉にミリアは絶句した。そのミリアの横顔を見て、俺はなんとなく何かを言いたくなった。
「あの、レイン・・・・・・様?」
「なんですか、サッキーさん?」
「坂井です。俺は入団を取り消すつもりはありません」
「ですがあなたを喚んだのは元はと言えば我々なのです。だから我ら国軍側に加わるのが筋だと思うのですが?」
「確かにそうです。ですが、俺をこの都まで連れてきてくれたのはミリアです。なら、レジスタンスにも同等の権利があるはずでは?」
「なるほど。一理ありますね」
レインは無表情のままでうなずく。すかさず俺は提案した。
「両方に加わるのはどうでしょう?」

†††
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