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詰みゲー! 3-17

†††3-17 

「~~~~~~~~~~~~」
「お嬢様、がんばってください」
「うるさい、集中してるから黙ってて」
翌日、私とお嬢様は昨日と同じように町の外の木の下にいた。
やはり同じように木の魔力を感じ取る訓練だ。
とりあえずはあと何日かはこの訓練をしようと思っていた。
「魔力というものはですね、こう、」
「うるさい!」
横から口出しする私にお嬢様は怒って足下の木の棒を投げつけた。

「・・・・・・上手く行かないわねえ」
「それって弱音じゃないんですか?」
「上手く行かなーい!って叫ぶのは弱音よ」
「へえー・・・・・・」
「何よ?」
「いえ、何も・・・・・・」
私とお嬢様は持ってきたランチを木陰で食べていた。
いきなり始めた昨日と違って今日は予定していたのでランチもそれなりのものだ。
サンドイッチ、ソーセージ、パン、フルーツ各種、ミルク、その他。
どう考えても多すぎる。
メイド連中が張り切りすぎたせいだ。
荷物が多くなったのは彼女たちのせいだ、と私がため息をつくと、
「あ、ため息」
とお嬢様がぼそりとつぶやいた。
「ち、違いますよ!これは弱音じゃないです!」
「まだ何も言ってないわよ」

その時、視界の端、町の一角で爆発が起こった。

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