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詰みゲー! 3-28

†††3-28

「・・・・・・案の定か」
赤服が無感情に呟く。
『災厄を招く竜巻』が赤服を攻撃している間にオーレンはもういなくなっていた。
竜巻と瓦礫の波状攻撃が止んだ後、赤服の青年は無傷で立っていた。
彼の『障壁』は魔術師としては異常な程の強度によって彼を保護していた。
「さて・・・・・・、どうしたものかな・・・・・・」
赤服はかりかりと頭を掻いて立ち尽くしていたが、しばらくすると歩き始めた。




「バケモンが・・・・・・」
走りながらオーレンは歯噛みする。
あんな奴、どう考えても一人の力では一矢報いることすら不可能。
現時点で最も理想的な結果は、
赤服から逃げきり、お嬢様を連れ、隣町へ報告。
という流れか。
逆に最悪の場合は、
赤服からは逃げられず、お嬢様も見つかり殺され、この事件に誰一人気づかない。

・・・・・・奴らは次に何をするのだろうか?
黒服は贄だとか言っていたが・・・・・・。
オーレンは自身が感じる薄気味の悪い不安に背筋が寒くなった。

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