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詰みゲー! 3-29

†††3-29

その後五分程度の間、道を走り、お嬢様を『石盾』で閉じこめた地点までたどり着いた。
「解除ッ!」
走りつつ、右腕を振ってお嬢様を閉じこめておいた『石盾』を解く。
「オーレン、さっきの竜巻はな・・・・・・」
「後にして下さいっ!」
なにやら言いかけていたお嬢様を走ったままで抱えてそのまま走り続けた。
「あっ、何よっ、何なの・・・・・・きゃっ」
お嬢様の抗議の言葉は途中で悲鳴に変わった。
私がお嬢様を抱えたまま急に立ち止まったからだ。

私が足を止めたのは、五十メートル程先の地面に巨大な影が落ちたからだ。
抱えられたままで影が見えないお嬢様が、何よ、と身をよじらせたその時、
凄まじい音と共に時計塔が地面に落ちてきた。

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