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詰みゲー! 3-37

†††3-37

「だって、あんた全然本気出してこなかったし。それに、あんたが悪い奴に見えなくなっちまったからさ」
私の言葉を聞いて赤服は右手で顔を覆い、低い声で笑いだした。
「・・・・・・非論理的だな」
手で顔を覆ったままで赤服が言った。
声は私を追っていた時の凄みの利いたものに戻っている。
「お前の言葉は非論理的だ。そんなもの理由にならん」
「そうか?だったら理由も要らないね。やっぱり勘だな」
「ふざけた奴だ・・・・・・。・・・・・・愉快と言ってもいい。だが、お前たちを帰すわけにはいかない」
「「となれば・・・・・・?」」
私とお嬢様の声がそろう。
「ここで決着を付ける!」
赤服はそう言って私たちから距離を取った。
「「おう、上等だぁっ!!」

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