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詰みゲー! 4-2

†††4-2

「いいさ。まあ、こちらこそよろしくな」
オーレンは手を振ると、思い出したように言った。
「あのお転婆な君の姫様は応接間にいるはずだよ」
「なっ・・・・・・!?」
青年の言葉に少年の顔がみるみるうちに紅くなっていった。
「俺は、ミリアとは・・・・・・!」
「クックッ・・・・・・。いや、冗談だよ。悪く思うな」
「やめて下さいよ・・・・・・」
「悪かったよ、ごめん」
ちっとも反省していない様子で青年は踵を返した。頑張れよ少年!と妙なセリフを吐くと彼はそのまま歩き去っていった。
「・・・・・・あれで臣下なのか?」
少年はそうつぶやいたが、すぐに王様(関西弁)のことを思いだし、当然だなと思い直した。
(応接間ね・・・・・・。どっちだろ。教えてくれればよかったのに)
次に出くわした人に聞くことにしてとりあえず少年は歩き出した。

(俺がミリアを・・・・・・、ね)
暗い笑みを浮かべて少年は廊下を歩いていった。

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