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北の海の魔女25.0

†††25.0

盗賊が二人のいる草原の端に姿を現しました。七人組で全員が馬に乗り、腰に曲刀を下げているのが遠目にもわかりました。
「急ごう!」
「いや、もう無駄だよ。逃げられない」
少年は眼下に盗賊を見下ろして言います。
盗賊は二人に気づいたらしくこちらに向かってきます。
「待つことはないよ」
少年はそう言って盗賊達の方へと歩きだそうとしました。
「君!おい、気は確かか。な、なぜそっちへ向かう!?」
「待ってても仕方ないよ」
少年は男を振り返ってにや、と笑った。
「こっちから行こう」

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