FC2ブログ


北の海の魔女 38.0

†††38.0

しばらくして盗賊達は少年を捜すのをやめてぞろぞろと洞窟から出ていき始めました。
少年は魔法使いから言われたとおりに一番後ろを歩く盗賊のさらにその後から付いていきます。一番後ろは少年を見張っていた若い男でした。一番下っ端だったようです。
盗賊達は口々に今回の収穫について話しています。よほどの収穫だったのでしょう。
やがて少年にも洞窟の入り口が見えました。そこに光が見えます。
少年も日の光を浴びます。ずっと暗いところだったので慣れるのに時間がかかりました。
そのまま一行は野原を進んでいきます。

しばらくして、
「君はそこで止まって」
少年の耳元でまたも魔法使いのの声がしました。
やがて盗賊達がすぐそばの丘の頂上を通ろうとしたとき、異変が訪れました。

いきなり丘の周囲をぐるりと囲むように柵が出現し、盗賊達の武器が消え、弓を持った兵と槍を持った兵が姿を現したのです。

†††
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)