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北の海の魔女42.0


†††42.0

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おさらい
①盗賊に化けて洞窟に侵入。
②少年を認識させなくする。
③洞窟から出ていった盗賊たちを丘の上で柵と兵士を出現させて捕縛。
④そのまま連行。
というのがホルトゥンの一連の魔法でした。
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「僕の魔法は『幻影』。詳しくは言えないけど幻影を見せる魔法だよ」
少年の開いた口がふさがりません。
「じゃ、じゃあ、さっきまでいた兵士は?」
「幻影」
「丘の上に現れた柵、盗賊の腰から消えた武器、盗賊の手を縛っていた縄は?」
「それも全部幻影だよ」
盗賊たちはそれを聞いて呆然としていました。当然でしょう、自分たちは本当は何も拘束などされていなくて、その気になれば逃げられた、ということなのですから。
「・・・・・・まあ、僕の幻影を破れるのは凄腕の魔法使いくらいなもんだよ。君たちに破れたはずもない。落ち込むことはないさ」
魔法使いはそう言って監獄を後にしました。

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